骨盤の歪みと冷え症

骨盤の歪みで肩こりと冷え性

男女の骨盤の比較図です。

女性の骨盤は男性と比較すると横に広く縦が短い構造になっています。
図の←→の部分には腰椎(腰の骨)と骨盤を繋ぐ腸腰靭帯がありますが女性の場合この距離が長くその分、腰は不安定になり腰痛が起きやすくなります。

腰痛ばかりではなくこの腰仙部(骨盤と腰椎のジョイント部)が不安定になると、その上に乗るかたちになっている背骨(腰椎・胸椎・頚椎)も不安定になり様々な症状を引き起こします。

この骨盤の角度の狂いや歪みで唯一骨盤に直接、付着している臓器、子宮の機能に影響をあえ生理痛や冷え性を起こします。冷え性は体が冷えるだけではなく頭痛、肩こり、肌荒れ、のぼせ腰痛、倦怠感・・・あげればキリがありません。

骨盤周辺の筋肉について

A:大臀筋
階段を上る、座位から立ち上がるなど、大腿を曲がった状態から伸ばす時に使う筋肉。
この筋肉に問題があると臀部全体、太ももの後上部かけて痛みが出ます。

B:梨状筋
この筋肉に問題があると坐骨神経痛になる事が多くあります。そればかりか臀部全体・太もも後・太もも後から足まで全体。腰部・股関節・鼡径部・会陰部に痛みが出ます。

C:中殿筋
この筋肉に問題があると臀部・仙骨を覆う部分・内側の腰の部分・太ももの後ろ側の上部に痛みがでます。

梨状筋の張りは生理痛や冷え性などに関わり、殿筋全体の障害は腰の部分や肩こりにまで影響します

 

骨盤矯正について。

骨盤の歪みは生理痛、冷え性、不妊症のなどの原因になることも少なくありません。

一般によく言われる「骨盤矯正」は左の図の仙腸関節の部分を矯正することをいいます。

また、骨盤のすぐ上の腰椎(腰の骨)の4~5番は大腸や小腸と関係があり便秘や下腹部の張りと関係があります。

生理痛・生理不順
腰の痛みを訴えて来院される方はとても多いのですが、「生理痛までは楽にはならないだろうと」思っていて腰痛もなくなり生理痛まで治ったと驚かれる方がたくさんおられます。仙骨(真ん中の三角形の骨)の歪みは子宮の前屈や後屈を引き起こし、また自律神経のバランスにも影響します。生理痛、生理不順も骨盤矯正でかなり楽になります。

更年期障害
女性特有の体の働きを支配してい女性ホルモン(エストロゲン)は40歳頃より低下しはじめます。
更年期障害はこのエストロゲンの分泌が急激に減少することによって起こります。頭痛や体の違和感、ほてり、発汗など。これは骨盤の矯正と共に脊柱のバランスを整えることで良い方向に持ってゆけます(少し時間はかかりますが)

冷え性と肥満
骨盤が歪むと腰から下の代謝が悪くなり、脚がむくんだりセルライトができたり下半身太りを招きやすくなります。
骨盤が歪んで腰椎との角度が狂いだすと骨盤と股関節、腰椎を繋げる大腰筋の筋力も弱くなり下腹がポッコリと出る。
下半身の代謝低下、ホルモンのバランスの崩れからリンパや血流が滞り胃腸機能や腎機能の低下を招き冷えや便秘、生理不順に・・・。身体は体調不良を起こしだすと「守りの状態」に入ります。基礎代謝の低下+守りの状態=脂肪を溜め込む・・・その前に!骨盤の矯正と体操で冷え性・肥満対策!