頭痛と肩こり

頭痛について。

頭痛には、症候性頭痛と機能性頭痛があります。脳腫瘍、脳出血、くも膜下出血、髄膜炎などの頭蓋内のいろいろな疾患によってもたらされるのが、症候性頭痛です。ここでの説明はあくまでも機能性頭痛についてです。
機能性頭痛としては、緊張型頭痛、片頭痛、群発頭痛が代表的です。

緊張型頭痛はその中で最も頻度の高い疾患です。
緊張型頭痛、片頭痛は男性より女性におおく、中年以降に発症することが多い。

群発頭痛の男女比は5:1で、圧倒的に男性に多い。
いずれもいろいろなメカニズムが痛みの発生に関与していて原因は不明です。

 

以上が一般定な医学書の説明で原因は不明。

カイロプラクティックでは頭痛について次のような研究をしました。

1992年カイロプラクティック臨床におけるデーター。
緊張型と偏頭痛(片頭痛)をもつ被験者を調査したところ上部頚椎分節(首の骨1~3番)のどこにもフィクセーション(歪み)がない被験者はいなかった。

緊張型頭痛の被験者の場合
1つのレベル(1つの骨)にフィクセーション(歪み)・・・16%
2つのレベルにフィクセーション・・・54%
3つのレベルにフィクセーション・・・30%
偏頭痛(片頭痛)の被験者の場合
1つのレベルにフィクセーション・・・16%
2つのレベルにフィクセーション・・・42%
3つのレベルにフィクセーション・・・42%
※カイロプラクティックでは関節の可動性減少を関節ブロック、分節機能障害、サブラクセーション、フィクセーションと表現します。ですから単にフィクセーションを(歪み)と表現する事は適切ではありませんが一応(歪み)と表現しておきます。

トリガーポイント療法について

カイロプラクティックでは頭痛に対し頚椎ににニピュレーション(可動性減少の関節に動きを付ける)を施します。
歪みを取り除く事で、短期間で頭痛は楽になることが多いようです。

もちろん当院でも施術は頚椎のマニピュレーションが中心です。

それとあわせ筋肉のトリガーポイント療法も行います。

【胸鎖乳突筋を例にとって】

左図矢印は胸鎖乳突筋です。この筋肉は肩甲骨の傾きを代償することで姿勢保持にも重要な筋肉。
そして様々な頭痛を起こす筋肉です。

この筋肉は頭蓋骨の耳の後部分から胸骨部(浅部)と鎖骨部(深部)に付着しています。

浅部の筋肉に問題があると耳や目の周り頬などに痛みが出る。
深部の筋肉に問題があると額の部分、眼の上付近に痛みが出る。

【施術方法】
堅くなった筋肉の緊張帯は、はっきり触れることが出来ます。
それを指で摘み弾くように調整をします。
ここの筋肉が主に原因で頭痛がある時は、この方法で痛みがまたたくまに消えることも少なくありません。